12月1日 (木)  ブラウンバッグのこと

長い間日記をお休みしてしまいました。
ご心配をおかけした方々もあったようで、申しわけございません。

生身のお嬢さんのほうは、少し風邪をひいたりしながらもゆるゆるやっていたのですが、バーチャルお嬢さんのほうは、使ってきたマッキントッシュの具合が少しおかしくなり、ハードディスクを初期化したり、いくつかのソフトをあたらしく入れ替えたりとばたばたしておりました。

12月になり、来年のアメリカ行きのお話も少しずつ詳しくなってきました。
今回は、アメリカの大学でお話をする招待を受けておられる先生のお供としてアメリカに行くのですが、先生のほうがずっと旅慣れておられるので、ほんとうはわたしがいろいろな手配をしなければならない航空券も、先生が乗り継ぎや待ち時間を航空会社にたずねてくださり、いつのまにかとっておいて下さいました。

日程は2月28日から3月9日までで、ゆきはシカゴで入国をしてボストンに行き、ボストンでの用件を済ませたらニューヨークの国内線の空港に行き、ニューヨークでの用件を済ませたらニューヨークの国際線の空港から出国をして日本に帰ってきます。
これだけたくさん飛ぶことになるので、あわててマイレージに申し込みをしました。おそらく、日本のどこかに行って帰ってこれるぶんのマイルがたまるのではないかと期待しています。

ボストンとニューヨークでは、ハーバード大学で2回、コロンビア大学で2回、先生とわたしがお話をすることになっています。

そのうちひとつは、ブラウンバッグレクチャーという、お昼ごはんを食べながらのんびり聴いていただく気軽な会です。こちらはわたしが主にお話をさせていただくことになっています。といいますか、気軽な会なのですよと自分に言い聞かせないと、緊張してどうしようもありません。

はじめて会の名前を聴いた時には、ブラウンバッグさんというのはどんな方なのだろうとわくわくしていました。

ブラウンバッグが人名ではなく、めいめいがお弁当を入れて持って歩くバッグの名前なのだということを知ったのは、つい最近のことです。

写真は、フォッグ美術館の吹き抜けの様子です。吹き抜けの一階部分には、サンティアゴ・デ・コンポステラの寺院の石材の一部が使われているそうです。

20051201-1.jpg