2月11日 (土)  パンのこと

きょうは、まうかめ堂さんに頼まれたコーヒー豆を買いに、街の公園のはずれにあるコーヒー豆屋さんにでかけました。

このコーヒー豆屋さんは、むかしはコーヒー豆を売りながら、じょうずにいれたコーヒーをお店で出しておられました。お店のご夫妻が年をとったということで、現在では豆を売るだけになっています。喫茶室であった場所は、現在はコーヒーに関する道具や写真をおいた小さな博物館になっており、豆をつめていただく間、自由に見てまわることができます。

このコーヒー豆屋さんは、お嬢さんが散歩の途中でたまたま見つけました。ある時まうかめ堂さんを案内したところ、これはたいへんにおいしいということで、爾来、ときどきコーヒー豆を差し上げています。きょうはエチオピア産の豆を200グラム求めました。

コーヒー豆を包んでいただいたあとは、少し歩いて、外国製の家電製品や雑貨などをあつかっている小さな店に立ち寄りました。ちょうど切らしていた特大のペーパータオルとドイツ製の食器用洗剤を求めたあと(このお店は外国製品がお安いのです)、なんとなく気になっていたフランスパンのパックを求めてみました。これは、もう焼くだけの状態にしたフランスパンの生地がパックに入っているもので、オーブンでよい色になるまで焼けば、まさに焼き立てになります、というふれこみのものです。

帰宅してためしに焼いてみたところ、少し塩味の強めの、もっしりとしたたいへんおいしいパンでした。フランスパンは祖母が好物にしているのですが、郷里にはなかなか焼き立てを扱うお店がありません。おりを見て送ろうと思います。

写真は、地下鉄レッドラインのハーバード駅のホームです。

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