2月12日 (日)  続・テリブルのこと

数日前の日記で書いたテリブルな事態は、すこし解決したり、すこし解決しなかったり、いろいろです。

まず、これからの連絡をお願いしたい、というメールを送ってこられた先生に何としても直接連絡をとるべく、努力してみました。
昨日の夜、やっと電話での連絡がつき、先生とお話をすることができました。たいへんお忙しいような、疲労したようなむっとした口調で、先方との連絡のとりかたを一方的にお知らせいただくと電話は切れてしまい、それで連絡はおしまいです。

それでも、先方との連絡は日本語のメールで大丈夫であること、添付ファイルもおそらく開くであろうこと、先方は週末には郊外の自宅にお戻りになってしまうので、レスポンスに時間がかかる可能性があること、はわかりました。しかし、以後のお手伝いはして下さらないであろうこともわかりました。

思うところができましたので、こんどは、お嬢さんがお付きとして付いて行く当人の先生に電話をいたしました。なるべく落ち着いた口調を心掛けて、ボストンはともかく、ニューヨークでのサポートには自信がないこと、ニューヨークでのブラウンバッグレクチャーの仲介をして下さった日本の先生の態度には疑問を呈すること、を申し上げ、あちらも忙しいのだから、と言いかけた先生を遮って、この時期が忙しいのは以前から予期されていたはずです、ボストンで準備をして下さっている方はもっとお忙しいはずですが、とお伝えして電話を切りました。
たぶんよいのです、これで。

先生からは、おってすぐ電話がありました。お嬢さんがふだんではない態度でいることに驚いておられる様子です。話者ではありませんし、飛行機のチケット代も大学が出すのでしょうから、同行しなくても先生にご損は出ないと思いますので、もはや同行はいたしかねますと申し上げたところ、それでは困る、と先生はおっしゃいます。ですが、電話で押し問答をしても埒があきませんので、あす、先生のご自宅にお伺いして話し合いをすることになりました。

それでも、お嬢さんの度胸は数日前より、なんといいますか青白く澄んでいます。うまく表現できませんが、ああ、またですか、のような心持ちでしょうか。

写真は、昨年ボストンでお世話になったB&Bの食堂です。


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