2月13日 (月)  よい香りのこと

お嬢さんのすきなことのひとつは、よい香りのものを集めてきて楽しむことです。

コロンであったり、香油であったり、薫香であったり、食べて楽しむものであったりと形態はさまざまですが、よい香りには緊張や昂奮を取り除いて心を落ち着かせる効果があるように思われます。

昨日は、香油を良質の植物油で希釈したものがちいさなボトルに入っているものを求めてきました。洗い髪にごく薄く付けて髪を守ったり、手足の乾燥を防いだり、多用途に効能があるものです。

いくつかの香りをためしてみて、昨日はゼラニウムの香油のものを求めてきました。ゼラニウムは生ですと少し強い香りがありますが、精油にすると乾いたばらの花弁のような香りになります。手首に1たらしして両手首をすりあわせ、深く呼吸を落ち着かせて眠りました。

好みによりますが、落ち着きたいときにはばらの花のような香りが、気分を切り替えたいときにはオレンジのような香りがよいようです。

写真は、ハーバード大学の図書館の横のあたりに建っている中国の石像です。これは「贔屓(ひいき)」という生き物で、神話においては龍の一種とされ、重いものを背負う役割を持つのだそうです。

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