2月14日 (火)  ニューヨークのこと

こんどでかけるコロンビア大学は、ニューヨーク市の中でも、両側を川にはさまれたマンハッタン地区というところにあります。

マンハッタン地区は細長い形をしており、まん中にセントラルパーク(まさに中央公園)があります。セントラルパークからは、南と北に大きな道(まさにブロードウェイ)が延びており、その道を区切りにして、東側がイーストサイド、西側がウエストサイドと呼ばれます。

また、マンハッタン地区は、北(上)からおおまかに、アッパー、ミッド、ロウワーに区分されます。ですので、縦の区分と横の区分とを組み合わせると、マンハッタン地区はおおまかに六つに区分されることになります。

コロンビア大学は、上記の区分でいえばアッパーウエスト(北のほうで西のほう)にあります。メトロポリタン美術館やオペラハウスは公園に接したミッドイースト(中のほうで東のほう)にあり、かつての貿易センターや自由の女神は南の端にあります。

ニューヨークでの滞在はごく短いので、足をのばせる場所はミッドまで、もしかしたらセントラルパーク周辺までになってしまうかもしれません。

むかし、お嬢さんがまだ大学院のひなひなだったころ、ハーバード大学での勉強を終えて帰ってきた先輩格の研究者から、アメリカのお話を聞かせていただいたことがあります。

世界貿易センターには「世界の窓」というレストランがあって、そこにはまさにいろいろな国の人々が働いていて、いろいろなめずらしい料理がいただけること、いわゆる観光地だけれど、貿易センターから見る景色はとてもきれいなことなどを教えていただいてから、ニューヨークには機会があれば行きたいものだと思っていました。

思いがけない機会からニューヨークに行けることになったのですが、でも、貿易センターはもうありません。

写真は、ハーバード大学の寮です。この寮は大学の敷地のはずれにあり、主に大学院の方々がくらしておられるそうです。

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