2月15日 (水)  マンハッタンのこと

きょうの朝、朝食のためにパン(すこし前の日記に書いた、あとは焼くだけになっている半生のパン)をあぶり、キャンベルスープをお鍋にあけてあたためようとしたところ、ぼんやりしていたためか、スープ缶のとなりにあったトマト缶を手にとり、ぱこんと開けてしまいました。

トマト缶にラップをして冷蔵庫にしまったあと、開けるはずであったキャンベルスープを開けて、とりあえず朝ごはんを済ませました。ですが、開けてしまったトマト缶を使った料理を早く考えてこしらえなければなりません。

そのようなわけで、きょうは加熱用の牡蠣とベーコンを買って帰り、マンハッタン風クラムチャウダーをこしらえることにしました。

材料は、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、ベーコン、牡蠣(他の貝でもかまいません)、トマト缶です。野菜は家に揃っていたので、ベーコンと牡蠣を揃えました。

野菜はすべて薄く切り、多めのバターとベーコンといっしょによくいためます。このときに多めの塩をしておくと、野菜の味がよく出ます。

野菜とベーコンからよい香りがしてきて、全体にやわらかく油がまわってきたら中身を鍋にうつし、フライパンにも湯を加えてのこった汁気をうつします。そこに、ボウルにあけて芯を摘んでおいたトマト缶を加え、煮立てます。

野菜とベーコンが煮立っているところに、かるく振り洗いをした牡蠣を加え、また少し煮込みます。野菜をいためる時に多めの塩をしてありますので、調味は特に必要ありません。いただく時には、クラッカーや粉チーズを加えます。

クラムチャウダーには、トマト味に仕立てるマンハッタン風と、牛乳を加えるニューイングランド風があります。マンハッタン風は外でいただいたことはありましたが、こしらえてみるのは初めてでした。貝の風味とトマトの風味がよくあって、たいへんおいしくなりました。

写真は、皿に盛り付けられたロブスターです。はさみにひびが入っているのは、食べやすくするためにお店の方が入れたものです。このようなスタイルのロブスターですが、みな、頭には手をつけずに殻入れに放り込んでしまうのが不思議でなりませんでした。

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