2月8日 (水)  ピザのこと

きょうは、いっしょにアーキヴィストの見習いをしておられる方が、どこかでおいしい夕食を食べたい気分であると仰るので、いっしょにピザをいただきました。

このピザ屋さんはお嬢さんの住む街にあり、まだピザという食べ物が普及する以前にお店をはじめたたいへん古いお店です。ピザの生地も、生地の上に塗るソースも、どっさり乗ったチーズも、お店のおじさんがご自分で朝から仕込んでおられます。

きょうは、わたしは海産物のピザ、いっしょの方はミックスピザをいただきました。ピザはひと皿に二切れ乗っていますので、二人でいただく場合はべつべつの種類を注文し、一切れづつ交換して楽しむことができます。きょうはおなかがすいていましたので、ピザをいただいたあと、BLTサンドもいただきました。サンドウィッチのパンもおじさんが焼いています。

お嬢さんたちがむしゃむしゃとピザをいただいているテーブルから少し離れたテーブルでは、体格のよい、ダンディな会社員ふうの方々がたいへんな勢いでピザとサンドイッチをぱくついておられました。壁にかけているスポーツ選手の寄せ書きを指差しながら、なにか回顧談をしておられるようでした。

このピザ屋さんのおじさんは、ニューヨークのタイムズスクエアにあったピザ屋さんで修行をして、このお店を始めたのだそうです。帰り際に、こんどニューヨークに出かけるのですが、そのピザ屋さんはまだあるのですかとたずねたところ、区画整理でもうなくなってしまったよと教えていただきました。

写真は、先月いただいた牡蠣の焼き物です。手許にあった写真で、ピザにもっとも近いようなものを選びました。

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