4月11日 (火)  浴用塩のこと

入浴のおりには、たいていお湯になにか加えるのですが、さいきんでは浴用塩を好むようになりました。

お湯に塩分を加えると、どのような効能によるものか身体がよくあたたまります。また、お湯をつかったあとでも身体が長くあたたまっているように思われます。

たとえばブロッコリをゆでる時など、湯にすこし塩を加えると色がよく上がります。おそらく沸点がすこし上がるのかもしれません。身体がゆるゆるとあたたまるのは、これとおなじような理屈なのでしょう。

以前は、ドイツのクナイプ社の浴用塩を用いていましたが、このところは、イタリアのサンタマリア調剤薬局堂製の入浴塩を用いています。ポメグラント(ざくろ)の香りがつけてある、というふれこみなのですが、なんともいえない、やわらかなよい香りが寝間のあいだまでします。

また、粗めの岩塩にゼラニウムの精油を添加した浴用塩をこしらえてみたところ、こちらもよい香りになりました。そのような気分になりたいのかもしれませんが、このところは深い花の香りが好みのようです。

写真は、猫の山里の猫です。シャムの系統が入っているので、青灰色の毛並みや体格がすこし貧弱に見えますが、これは夏であるためでもあります。冬にでかけたところたいそう肥えておりました。

猫の山里の猫は、どのようなわけか人の肩にじょうずに飛び乗り、肩から首にかけてじょうずに居場所を見つけてじっとしていることができます。この猫が乗っているのはお嬢さんの肩です。肩の出る服を着ていたので、降りるときに爪を立てられ、たいそう痛い思いをしました。

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