4月12日 (水)  訂正:浴用塩のこと

昨日、浴用塩の効用について文章を書いたところ、まうかめ堂さんから、お嬢さんの浴用塩の効用に関する推察にはいくつかあやまりがあるようです、という指摘をいただきました。おぼえているいくつかを箇条書きにしてみます。

1、塩には、お湯の沸点を上げる効能はあるかもしれないが、それは沸騰時においてのみであって、入浴に適した温度のお湯に塩をいれた場合の効能をそれで説明することはできないのではないか。
(まうかめ堂さんは、「お嬢さんが沸騰した湯につかる場合なら、説明はそれで合っていますが」とおっしゃいますが、それは無理です)

2、ブロッコリを塩入りのお湯でゆでると色がよく上がるのは、沸点が上がったことによるのではなく、塩そのものに、ブロッコリの変色をおさえるなんらかの効能があるからではないのか。

いずれももっともな意見ですので、昨日の仮説と対照させるために、きょう書いておくしだいです。なお、いわゆる循環式などの浴槽をお使いのばあい、おふろのお湯に加えてよい入浴剤には制限があるものと思われます。ご留意ください。

写真は猫の山里の猫です。あまり人に慣れておらず、この写真でも今にも逃げそうな構えをしています。この猫はめすで、もうだいぶん歳をとっています。この猫がシャム猫であったため、猫の山里にはシャム猫がどんどん増えるようになりました。猫の山里のファウンディング・マザーでしょうか。

浴用塩に関連することとして、猫の山里には温泉があります。すこし前、冬でも雪のつもらないという場所を掘削したところ出てきました。現在では地元が運営する温泉のほか、地域の人々のための浴場が作られています。

山里の温泉のお湯は熱い塩水で、味噌汁のような濁った風合いがあり、入るときと出るときに目をくばれば、お湯の中ではお互いが見えません。春の連休には、でかけて入浴してこようと思います。

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