5月10日 (水)  日本テーブルのこと

過日は、家族の用事でアメリカに出かけることになったことを書きました。

保険に入ったり荷物の託送を申し込んだりするのには、行きと帰りの飛行機の便名が必要なのですが、郷里では母が仕事に忙しく、また、いっしょにでかける母の姉妹もそれぞれに忙しく、なかなかたずねることができません。そのため、いとこにメールを書いて直接たずねてみて、やっと埒があきました。

ワシントンまでは直行する飛行機に乗りますが、行きの出発は午前11時とのことです。早くチェックインをして、いわゆる「よい席」をとりましょうということで、一族は前日から成田空港の近くに宿泊することになっています。

いとこからは、飛行機の便名といっしょに、アメリカに着いてから予定されているいろいろな日程も届きました。

到着したその日の夜に野球を見にでかけたり、帰国の前日が学位授与式であったりと、今回も旅程がみっしり詰まっているようです。ですが、今回は家族がいっしょです。心細いことはありません。

今回の旅行の中心行事となるのは、学位授与式の前日にレストランを借りて開催されるお祝い会です。いとこの夫の両親、および彼らのきょうだいとその配偶者およびこどもたち、いとこの夫のきょうだいとその配偶者およびこどもたち、と、アメリカとカナダから、およそ20人ほどの親族がやってくる予定であるそうです。

お祝い会はあらたまったものではなく、テーブルに料理や飲み物を並べ、めいめいが自由にお話をしながら飲み食いをするスタイルです。

その中で、ひとつのテーブルは「日本テーブル」と名付られる予定です。日本のテーブルクロスや食器でテーブルコーディネートをして、わたしたちが日本から運ぶお菓子やおつまみ、お酒を並べ、おもてなしをするという趣向です。

現在予定されている飲み物は、手作りの梅酒、地元の日本酒、沖縄の泡盛、焼酎、などです。
たべものは、せんべいとおかき各種、手作りの梅漬、かりんとう、五色豆糖、かすてらなどを、一族が分担して荷物に入れて持っていくことになっています。

かすてらは洋菓子のように思われますが、アメリカに出かけてみて、似た菓子を見ないことに気付きました。ブラウニーのようなもそっとした重さではなく、クッキーのようなさっくりした感じでもない、かすてら独自の進化があるようです。

写真は、ハーバード大学のサイエンスセンターに貼り出してあったなにかの問題文です。よいアングルの一枚になったと自分では喜んだのですが、まうかめ堂さんからは、問題文のさいごが画面に入っていないので、どうも気になってしかたがないというコメントをいただきました。

なお、まうかめ堂さんの発表はたいへんうまくいったとのことです。安堵いたしました。

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