7月18日 (火)  内臓のこと

きょうは火曜日で、家にいる日になっていましたが、服薬に伴うスクリーニング(そのお薬を飲み続けてよいものか、検査をして、その結果を見て判断すること)のために病院に出かけました。

スクリーニングのための検査には多くの項目がありますが、いくつかは先週済ませていました。きょうは、その日のうちに検査結果がわかる検査と診断です。

先週の検査は、採血(ちっと痛い)であったり細胞診(たんと痛い)であったり圧迫撮影(たんとたんと痛い)であったりと、たいへん消耗するものでした。あまりにも消耗してしまったので、午後からうかがうはずであったアーキヴィストの見習いのお仕事をお休みさせていただいたほどです。

圧迫撮影というのは、なんといいますか、率直にいって、いわゆる乳房に透明な板を押し当ててぎゅうと押し、厚さを薄くかつ均一にしたうえでX線撮影を行うことです。一乳房につき、上下に圧迫した像と左右に圧迫した像の二枚を撮影します。

撮影のために薄くしなければならない加減と、印画紙の必要な範囲にまで「乳」をのせなければならない加減は決まっているようで、技師の方々には手加減がありません。

ぐぅ、と呻きながら、いわゆる「ある」のと「ない」のではどちらが痛いのですかと技師の方にたずねたところ、「ある」場合には圧迫するのがたいへんで、「ない」場合には印画紙の範囲まで引き出すのがたいへんです、と教えて下さいました。ですが、どちらにしても痛いのは苦手です。

きょうの検査は体表エコー検査でしたので、ごろりとなっているだけで終わりました。圧迫撮影の結果とエコー検査の結果を見ていただき、とくに問題はないですという診断をしていただいて病院はおわりました。

お嬢さんの通う病院はお茶の水というところにあります。遠出のついでに、きょうは上野まで出かけてアメ横に立ち寄り、お嬢さんの街では手に入らなかったり、手に入っても高価であったりする食材を求めました。

アメ横を訪れたいちばんの目的は、イタリア風牛胃のトマト煮をこしらえるために必要な牛胃を手に入れることでした。

このお皿はトリッパと呼ばれますが、それが料理の名前なのか、食材の名前なのかは判然としません。トリッパに使うのは牛の第四胃で、内側が網目状になっており、薄切りにすると変わった口当たりになります。

トリッパをこしらえるのには多くの下ごしらえが必要です。きょうは数回の茹でこぼしと香味野菜での下茹でまでを済ませました。明日は本煮です。

写真は、いとこの夫の卒業パーティーの時のものです。飲み終わったジュースのペットボトルをバット代わりに、ジュースコップをボール代わりに三角ベースのようなことをしています。

親戚たちの住んでいるところとジュースの銘柄にちなんで、「シカゴ・ゲータレーズ」対「オンタリオ・ジンジャーズ」と名付けたところ、たいそう喜ばれました。





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