9月13日 (水)  果汁のこと

季節の変わり目で体調があまりよくなく、日記をあまり書かずにおりました。

最後に日記を書いた日からきょうまでの間に、お嬢さんの家には2度、郷里から荷物が届きました。

はじめに届いたのは母親が勤務先から送ったもので、皮の茶色い、昔ながらの和梨が16個入っていました。勤務先の同僚が栽培しているものを勤務先に持ってきてもらい、そこで梱包して送ったとのことでした。

それから3日ほどたって、こんどは祖母から野菜が送られてきました。電話口で東京の野菜の高値を伝えたところ、近所の農家の方に頼んで野菜を持ってきていただき、梱包して送ったもののようです。きゅうりが10本ほど、長茄子が20個ほど、和桃が6つ、小南瓜が3つ、オクラが1袋、じゃがいもと玉葱が1袋づつ、葱が1束、にんじんが1本、きゃべつが2玉など、さまざまな野菜が入っていました。

なんといいますか、和洋中、どこからでもかかっていらっしゃい、といった感じです。

荷物の箱の中に、浴用タオルで二重にくるまれた大きな球体があったので、開いてみると西瓜もひとつ入っていました。

いそいそと洗面所に西瓜を運び、水をあてて少し冷やした後、キッチンでまな板にのせて包丁を当てたところ、西瓜はみりみりと自分から割れてゆきました。このようなものは実がよく詰まっています。空洞のない、種の少ない、久しぶりの当たりの西瓜でした。

お嬢さんは西瓜をしぼって汁をいただくのが大好きです。ボウルに晒布をわたして切り出した果肉をのせ、手でよくしぼると、すいか4分の1につき小型ペットボトル1本ほどの果汁がとれました。ジャーに入れてよく冷やし、食事のたびに楽しむことができました。

晒布を出したついでに和梨もすりおろして絞ってみると、これもおいしい果汁がとれました。こちらは、梨2つでペットボトル1本ほどの分量です。

写真は、郷里の浴室で、いただきものの大きな西瓜を冷やしているところです。これは、割ってみたところ空洞があり、少し熟れた感じがしました。

20060913-1.jpg