9月27日 (水)  パンのこと

昨日は、まうかめ堂さんがコメンスメントで出かけた先で買ってきてくださったおみやげを届けに来てくださいました。

おみやげをいただいたあとは、タイ料理店にでかけ、鶏のスープで炊いたごはんにゆでた鶏肉をのせたお皿と、タイ風の甘いソースでいためた米麺のお皿をいただきました。これらは、タイ料理のなかでも屋台や海の家などで気軽にいただくことができる料理です。

お嬢さんの街には、このほか、イーサーン地方というタイ北部の料理をいただくことができる料理店と、イーサーン地方に近接していますが、国の区分としてはラオスにあたる地域の料理をいただくことができる料理店があります。昨年までは、タイの宮廷料理をきちんとこしらえている料理店もあったのですが、もう少し賑やかな街に引っ越してしまいました。

食事のあとは、通りをすこし歩いたところにあるドイツパンの店に立ち寄り、パンを何種類か買って帰りました。

2週間ほど前から、お嬢さんはアーキヴィストの見習いをしているかたほうの研究所におべんとうを持って出かけるようになりました。こちらのほうの研究所には冷蔵庫があるので、おべんとうを食事の時間まで安全に保存することができます。

この2週間ほどのあいだ、お嬢さんのおべんとうの主食はベーグルでした。ベーグルは冷凍保存に強いので、まとめて買ってきたベーグルを個包装のまま冷凍庫にみっしり並べておき、おやすみ前にあすのベーグルを選んで(ベーグルにはおびただしい種類があります)冷凍庫から出しておくと、翌朝には解凍がすんでいます。

クリームチーズを厚く塗り、茄子の油漬けや鮭の薫製をはさんだものを主食に、オリーブや生野菜などを副食にしたものをいただいていたのですが、2週間続いたところで少し飽きがきました。そこで、こんどは趣向を変えてドイツパンを持ってゆくことにしようと思ったのです。

お嬢さんはドイツパンに蜂蜜をつけていただくのが好きです。蜂蜜だけではなにか滋養が足りない気がしますので、胡桃を煎り、形のまま蜂蜜に漬けたものをこしらえました。また、甘味の引き立て役として、青チーズや山羊チーズなどの刺激の強いチーズを持ってゆき、ときどきいっしょにかじってみようと思います。

写真は、コロンビア大学の校内にいたりすです。コロンビア大学は都会にありますので、このりすには通る学生が目をとめていました。

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