1月11日 (木)  続・プルピートスのこと

昨日は、バスタブにお湯がたまるまでのあわただしい時間の中で日記を書いたため、書くべきことがきちんと書かれないままになってしまいました。

そのようなわけで、烏賊のプルピートスのこしらえ方を以下に書いておきます。

1、ごく新鮮な烏賊を用意し、胴から、内臓のついた脚の部分を引き出して外しておきます。胴の上部のさんかくの部分(えんぺら)は胴につけておきます。また、皮を剥く必要はありません。

2、胴の部分は、えんぺらごと1センチほど(煮烏賊と同じぐらい)の輪切りにします。脚は吸盤の軟骨部とくちばし周辺の軟骨部を除いたのち、適当な長さに切ります。

3、胴部と脚部の入った容器に、内臓部のなかみをしぼりだし、適量の塩、オリーブ油、にんにくの2つ割りを加えてよく混ぜておきます。内臓をしぼりだす作業に抵抗がある場合は、容器の上で内臓を料理鋏で切り落とし、加えていってもかまいません。

4、フライパンにオリーブ油をすこし多めに入れ、少量のとうがらしと、好みの分量のにんにくのスライスを入れてから火にかけます。

5、フライパンから香りがたったら烏賊を内臓ごとフライパンにあけ、生の部分がないよう火を通します。

6、内臓の部分が凝固したり焦げたりしないうちに、適量の白ワインを注ぎ、あればサフランを加えます。なんといいますか、関東ふうのすきやき程度の汁の量を保ちつつ、汁がよいころあいに煮詰まったら火から外します。

烏賊は、個体によって内臓の分量に差があります。できれば、烏賊のあたまかずより多い内臓があれば、濃くて多いスープを楽しむことができます。

写真は、お嬢さんの街にある天守閣の最上階から撮った街の眺めです。この写真は1月4日に撮影されました。

20070111-1.jpg