1月18日 (木)  あたたかのこと

きょうは、昼から銀座にある新聞社の支社にでかけ、夕方まで資料集の原稿の整理をしていました。

お嬢さんの家からオフィスにでかけるにはさまざまな手段がありますが、東京駅まで電車にのり、有楽町駅を通って銀座に入るのがもっとも簡単で、かつ飽きません。

写真は、東京駅の丸の内口を出て左にある、東京国際フォーラムの昼下がりの様子です。この広場には、お昼になるとさまざまな屋台料理のワゴンが出て、世界のさまざまな味をいただくことができます。

お嬢さんが通りながら観察したところによれば、現在において人気が高い(行列が比較的ながく延びている)のは、韓国式軽食と、「むかしの給食」を標榜する揚げパンのようです。いっぽう、眺めていて楽しいのは、何層にも折り畳まれた生地を放りながらのばして焼き、牛肉のカレーといっしょに供するマレー料理や、何十羽もの若鶏がぐるぐると炙り焼きされているロティサリーです。

今年の冬はたいへん暖かく、ふだんの年であればもっとあたたかなコートを着ているはずのところ、お嬢さんはまだ半コートのままで平気です。昨年はもう活躍していたツイードのコートや、沼鼬の裏のついた蒙古山羊のコートは、今年は着ずに終わってしまうかもしれません。

きょうは仕事を終えたのち、銀座をぶらぶら見て歩き、三愛のまえの花の屋台で、ちょうど満開ほどになっていた和水仙をひとたば買って帰りました。和水仙はたいへん香りが高いものです。

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