1月28日 (日)  柚子胡椒のこと

少し間隔が開いてしまいましたが、柚子のさまざまな加工法のしめくくりとして、柚子胡椒のこしらえ方を書いておきます。

1、柚子は、柿やりんごの皮をむく時のように薄く皮をむきます。むいた皮は料理鋏などで適当に小さく切っておきます。

2、皮をむいた柚子は半分に割り、果汁をしぼっておきます。

3、生の赤唐辛子は、へたを切り落し、ねぎの小口切り程度に刻んでおきます。種は抜かないままにしておきます。唐辛子はたいへん刺激が強いので、切り口になるべく肌がふれないように注意します。コップにいれて、料理鋏で適当に細かくすると、肌に汁がつく危険が少なくなります。

4、柚子の皮と、柚子の皮と同じか少し少ない容量の唐辛子をミキサーにかけ、適量の果汁を加えてペーストにします。固形物の分量が多いので、何度か回転を止めて片寄りを直す必要があります。

5、ペースト状になった柚子の皮と唐辛子の混合物をボウルにあけ、好みの分量の塩をよく混ぜながら加えてゆきます。すこしきつめの塩かげんのほうが、すこし置いたあとの味のなじみがよいようです。

今回はピンポン玉ほどの柚子を20ほどむき、大きなサイズの唐辛子を15本ほど使い、瓶入りマヨネーズの空き瓶に八分目ほどの柚子胡椒をこしらえました。のんびり使えば、これで1年はもつのではないかと思います。

写真は、昨年ワシントンでいただいた謎の寿司です。

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