10月21日 (日)  針仕事のこと

せんだっての日記で、上野動物園で撮影した動物の写真を掲載したところ、まうかめ堂さんから、あの動物はいったい何なのですかというおたずねをいただきました。

りすの類い、とか、ねずみの類い、とか、おおまかなカテゴリーだけでもわからないでしょうかということなのですが、あいにくなんの情報もありません。とりあえず暫定的な名前をつけましょうということで、お嬢さんが写真の動物の口元の歯ならびにちなんでデッパリスという名前を提唱すると、まうかめ堂さんは音の響きがギリシャ風、またはラテン語の活用風であると、たいそう気に入って下さったようでした。

そのようなわけで、まうかめ堂さんはホームページの冒頭の写真を山羊に換えてみたもののようです。この山羊は上野動物園のこどもどうぶつえんにおります。しかし、なんどか既述しましたように、お嬢さんは山羊にあまり信をおいていません。

音楽会以降、お嬢さんの体調はすこし恢復したようでしたが、きょうは大事をとって家におり、針を動かしておりました。

現在こしらえているのは、「猿ぽぽ」もしくは「這赤子」と呼ばれている、腹掛けをつけた小さな人形です。これは、祖母から、ちょっと用いたい要件があるので作ってくれまいかと依頼を受けてこしらえているのですが、何に用いるのですかとたずねても頑として教えて下さいません。ひとがたをしているためか、たいへん気になるところです。

きょうは、昼から夕方にかけて、腹掛けを5枚こしらえました。夕食をとってから、こんどは身体部分をこしらえる予定です。

写真は、デッパリスと同じ日に上野動物園で撮影した大きな鳥の群れです。デッパリス同様、この鳥も動物園のなかの柵のない部分(大きな蓮の池)におりました。

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