10月24日 (水)  父の荷のこと

昨日の日記に掲載した、「もっと鶏肉を!」というシャツを着た牛(の扮装をした人)を主催しているのは、業界団体や啓蒙団体ではなく、チキンフィルAという鶏肉料理チェーン店であることがわかりました。

チキンフィルAは鳥の胸肉のフライをはさんだチキンフィレバーガーを主力商品としており、ビーフパテのハンバーガーではなく、よりヘルシーなチキンフィレバーガーを選びましょうということのようです。

遠い記憶を呼び起こすと、お嬢さんはインディアナポリス市郊外のアウトレットモールの中にあるフードコート(室内にある屋台の寄り合いのような場所)で、家族とともにフィレサンドを食べていたような気がします。いろいろな屋台料理店が並んでいる中で、ここのフィレサンドはおいしいですよ、と、いとこの夫が運んできて下さったのでした。

昨日は、夜更けに電話がなりました。家族からの電話は、出勤前やいわゆる「夕食後」あたりの時間帯が多く、夜更けに電話をかけてくるのは気のおけない友人知人しかおりません。

いそいそとかわいらしく電話に出ると父でした。
「ざんねんでした。おとうさんでした。」
父はこのように前置きしてから、所用で県内を走り回ったついでに、農家の直売所でいろいろな品物を買ってさきほど発送したので、受け取ったらすぐ開封して食べなさい、ということと、最近東京で夕食を共にすることがないのは、東京に来る要件がないのではなく、その日じゅうに県本部に戻って会議を開かなければならない案件が多いからである、ねんのため、ということを伝えてきました。食材で贖罪、というところでしょうか。

きょう届いた父からの荷は、内部からしみ出た謎の水分で箱の底がふやけてほぼ抜け、補強材入りのビニール袋に入った姿で届きました。父の手によるいちぢくの甘露煮を詰めた密閉容器の蓋がパッキング時にわずかに開いており、煮汁がすべて箱に滲みていたためです。他の荷物に迷惑をかけていないか気になります。

写真は、ボルチモアの野球場の観客席通路です。

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