10月28日 (日)  映画見学のこと

きのうは、アーキビストの仕事を午後からにして、お昼近くに、東京国際映画祭の招待映画を見にでかけました。

この映画は日本映画ですが、製作にあたり、ごく少しだけお嬢さんがお手伝いをしました。本公開に先立ち、招待作品としてプレミア上映がおこなわれるというので、先に見ておこうと出かけたものです。

映画は、ふだんは音楽ホールとして使われているホールに大きなスクリーンをかけて上映されました。この映画では音楽が大きな効果をもたらしますが、映画館での上映より音がよいように思われました。チェロとピアノによる背景音楽は加古隆によるものです。

映画は、英語と日本語の台詞がほぼ半々ほどで構成されており、それぞれの言語の字幕が表示されます。これは、海外での上映を念頭においたものでしょうか。英語には法律用語のテクニカルタームが多く、字幕とあわせて見るとよい勉強になりました。

世界初上映ということで、上映のあとには出演者と作成者による舞台挨拶が行われましたが、お嬢さんはすこし急いでいたので中座しました。台風のなかを作業室に急ぎ、すこし作業をしたあと、風雨がひどくなってきたので皆を帰し、お嬢さんも帰りました。

きょうは台風一過のよい天気です。よく眠ってから、一大作業である衣類のとりかえをして今に至っています。だんだん寒くなりました。

写真は、アポロ宇宙船の内部です。外壁の痛みぐあいと操縦席の拘束帯が、なにかおそろしいような感じです。

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