2月13日 (火)  チャイコフスキー祭のこと

音楽を主な話題とするサイトに間借りをしているので、きょうは音楽についてのお知らせをいたします。

英国ラジオ放送第3チャンネル(BBC Radio3 http://www.bbc.co.uk/radio3/classical/index.shtml)が、2月10日より2月16日までの1週間、チャイコフスキーおよびストラヴィンスキーの全作品を連続放送しております(日程表はこちらです http://www.bbc.co.uk/radio3/schedule/day/)。放送はインターネットラジオを通じて聴くことができ、インターネットラジオの画面では、放送の終わったぶんを一週間前まで遡って聴くことができます。

日本と英国との時差は9時間なので、ちょうどよい時間に聴くことができなかったプログラムも、これによって楽しむことができます。

チャイコフスキーとストラヴィンスキーを並行して放送する理由はよくわからないのですが、ふたりの作曲家とも、バレエ、オペラ、交響曲、いろいろな楽器のちいさな作品や歌曲、宗教曲など幅広くの作品を残しており、かつロシア出身であることに理由があるのではないかとお嬢さんは考えます。

曲の演奏紹介のあいまには、ストラヴィンスキーとチャイコフスキーについて語る音楽家のインタビューや、ロシアおよびロシア音楽についての紹介などが流されています。

また、この連続プログラムの最終日はファン投票によるリクエストの日とされているほか、王立軍事歴史博物館における「1812年序曲 合唱つき版」の実況放送が予定されています。

お嬢さんは、7年ほど前、インディアナ州郊外におけるアメリカ独立記念日野外演奏会において、「1812年序曲」をはじめて聴きました。州軍が大砲を用意して、曲のタイミングにあわせてどんどんと鳴らしたあと、さいごは花火大会でしめくくられるたいへん華やかな演奏会でした。

写真は、演奏会がはじまる前の設営のようすです。ふつうのカメラで撮影したものをスキャナにとりこんでみました。

大砲のそばで説明をしているのは、州軍のスカウトもかねた州兵の方々です。古風な服装をしているのは、独立当時の扮装をして説明をしたり、いっしょに写真におさまって下さったりする州の歴史協会のボランティアの方々です。

このころは、テロが起こったり、戦争が始まったりすることなどだれも考えていませんでした。

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