3月12日 (月)  フリージアのこと

きょうは、アーキヴィストの見習いをしている研究所で、ふだん通りの仕事をして家に帰りました。

研究所では、お嬢さんの担当していた仕事の直接の上司であった助手さんが3月で転勤され、4月からあたらしい助手さんがやってきます。きょうは助手室に引っ越し用の梱包用品が届いており、お別れが近付いていることをあらためて思いました。

家の最寄り駅につくと、あしたのお仕事のおやつ(お嬢さんはおやつ係を自任しているのです)を求め、じぶん用にトリュフチョコレートを求め、そのあと生花店に寄り、白のフリージアをひとたば求めて家に帰りました。

帰宅すると、かばんをおろしてフリージアを活け、よい香りのするろうそくをつけました。かんたんに夕食をとり、早めにお湯をつかって着替えをし、現在にいたります。

真夏と帰郷しているとき以外、お嬢さんはだいたい何かの花をどこかにちんまり活けておくことが多いようです。いまの時節はスイートピーやフリージアなど、やさしく、かおりのよい種類を選ぶことが多くなります。

フリージアには黄色と白がありますが、きょうはゆかりのあった方の祈念日であったので、白を選びました。よい香りのろうそくをともしながら、すこし祈って眠ることにします。

写真は、5月はじめのハーバード大学の構内です。

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