5月14日 (月)  巻き髪のこと

きょうは、仕事のあと、定期的に通っている美容室にでかけました。お嬢さんはこのごろ、美容室に2か月に1回通うようになっています。

お嬢さんは、生まれてからいちどもパーマをかけてみたことがありません。また、髪を染めたこともありません。ふだんはゆるゆると髪をのばしており、のび方に応じて、ヘアバンドでとめてみたり、うしろにまるめてみたり、前髪をとめて流したりしています。

高校生のおりには校則があり、髪はさほどの長さではありませんでしたが、大学生になったおり、髪はどこまでのびるものか、一度ためしてみたことがあります。

3年ほど切らずにまかせていたところ、はじめはやっと肩に付くほどであった髪は、ずるずるとのびて膝裏を超えました。

日常生活に支障をきたすようになり、また、長い髪が原因と思われるすこし困った出来事も生じるようになったため、思いきってもとの長さに切り詰めたところ、いちどに体重が2キロ減少し、おどろいた記憶があります。

切り落した髪は、理容室を通じてぜひにという申し出があり、漆器を塗る職人さんにもらわれてゆきました。いまでも家族を通じて賀状のやりとりがあります。

そのようなわけで、お嬢さんの美容室通いには、とくに確乎たる髪型に対する意志があるわけではありません。髪をあらっていただき、つや出しをして、適度に量と長さを整えていただくとできあがりです。

きょうは、つや出しのあと、美容師さんがためしにやってみましょうかと言い、ヘアアイロンを持ち出してきてお嬢さんをくりくりの巻き髪にしてくださいました。これはこれでなかなかよい感じです。ヘアアイロンは昨今安価なので、買えばかんたんにできますよとすすめられ、現在迷っているところです。

写真は、中庭の日陰にさいている花です。山野草の一種で、きちんとなまえもあるようなのですが、うっかり忘れてしまいました。

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