7月17日 (火)  買い替えのこと

これまでお嬢さんが日記を書くのに使っていたのは、マッキントッシュ社のiMacG3というコンピュータでした。

iMacG3の前には、同じくマッキントッシュ社のCentolisというコンピュータを使っていました。これは知り合いからいただいたマシンで、お嬢さんにとっての初号機になります。

Centolisはたいへん頑丈なマシンで、箱をあけてメモリを増やしたり、綿ぼこりを取り除いたりすることが素人のお嬢さんでもできました。しかし、いわゆるPower Macが主流となっていた時代に処理速度ののんびりさは否めず、2001年の末に購入したのがiMacG3でした。

2001年末の段階で、iMacG3はそろそろ新型機にかわられようとしていた頃であったと思います。そのようなわけで、このiMacは電器屋の店先で、展示処分品特価およびプリンタ無料特典つきで売られていました。色は紺碧色でした。

今回、マシンがこわれてしまった理由は、出てこなくなったCDを無理に取り出そうとして(CDのメディア自体がすこし歪んでいたためでした)、のばしたクリップを深く差し込みすぎたためであると思われます。

当初は何事もなかったかのように動いていたマシンでしたが、少しするとディスクの損傷というエラーが現われるようになり、修復ソフトを用いても完全に修復ができなくなってゆきました。

主電源を入れてもクエスチョンマークが点灯するだけになってしまってからも、マシンは2度ほど、リストアによってよみがえりました。しかし、もう3度目はありませんでした。

いわゆる家電製品のリサイクル制度が整備される以前のマシンでしたので、マシンをひきとっていただくには費用と手数がかかります。

いま、お嬢さんの部屋には、梱包を終えて引き取られるだけになっているiMacG3と、あたらしく動いているインテルつきiMacが同居して、部屋をいっそう狭くしています。長らくお世話になってきたマシンでしたので、梱包の最中にも何度か感無量になることがありました。

写真は、春先に郷里の庭でとった花です。きちんと表示されているでしょうか。

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