9月3日 (月)  クラブハウスサンドのこと

お嬢さんが、アーキヴィストの見習いの仕事から散歩をして帰る道の途中に、土曜日から大きなホテルが開業しました。

工事の経過をのんびり観察してきたので、土曜日の帰宅とちゅうの散歩のおり、意を決してホテルに立ち寄ってみると、思ったほどの混雑はありませんでした。

ますます意を強くして、係の方に軽いお茶と軽いごはんができる席があいているかどうかたずねてみると、テーブルをひとつあけてくださいました。そこで、その日は夕食がわりの軽食をここでいただくことにしました。

軽いごはんになりそうなメニューには、ハンバーガーと、鶏肉のピタサンドと、クラブハウスサンドがあり、お嬢さんはクラブハウスを選び、野菜のつめたいスープと紅茶をいっしょに注文しました。添えもののポテトフライが存外たくさんついたクラブハウスサンドはたいへん分量があり、お嬢さんはひとりで来たことをたいそう後悔しました。

このホテルは外国からやってきたホテルで、テーブルには時々係の方が廻ってきて、なにか話をして下さいます。お嬢さんのテーブルの係の方は英語を主として話す方であったので、お嬢さんもなんとかして英語を話しました。

開業日であったためか、その日はコックさんもテーブルを廻っておられました。クラブハウスサンドについていたカレー味のピクルスがたいへんよい味であったので、作り方を教えて下さいとお願いしたところ、これはわたしの秘密ですから、とのことでした。そのかわり、冷たい野菜のスープの味付けを少し教えていただきました。これは、ぜひまた出かけてみようと思います。

写真は、猫の山里の通りです。猫の山里は、かつて宿場であったため、町中の一本の道にそって住居がならぶ特有の造りが残されています。

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