Preface


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ようこそいらっしゃいました。 このホームページは、西洋中世の音楽の紹介をすることを表向きの目的として標傍することにより、わたくし、まうかめ堂が西洋中世の音楽を勉強し散らかすことを目的としたサイトです。 ことによると、何か皆様のお役に立つこともあるかもしれませんが、無いかもしれません。 それではごゆっくり御覧下さい。

管理人: まうかめ堂

●序

中世ヨーロッパの音楽をテーマにしています。 西洋音楽史における中世、それはヨーロッパの成立とともに始まり、15世紀の初頭にその幕を閉じます。 1000年もの長い歴史です。 その間に西洋音楽はその礎を築きました。ごく大雑把にふりかえってみましょう。

このような中世の音楽ですが、一般の人が耳にする機会は残念ながら多いとは言えないようです。

グレゴリオ聖歌に関しては、数年前にスペインの某修道院の CD が「癒しの音楽」として大ヒットを飛ばしたり、また国内にもグレゴリオ聖歌を専門に歌う合唱団がいくつも存在するなど、かなりメジャーな存在であり、演奏される機会も多いと言えます。

しかし、これ以外の中世の音楽はごく少数の例外を除いて、国内で実際に演奏される機会は極めて少ないというのが現状です。(CD は沢山出てるんですけどね。)

(また、これがルネッサンスになると話しは別で、コンクールの課題曲になるなど、演奏される機会は格段に増えます。)

このグレゴリオ聖歌からルネッサンス音楽に至るミッシング・リンクをまうかめ堂は扱かっていきたいと思っています。

グレゴリオ聖歌それ自体は今のところ扱う気はありません。これに関しては他に良いサイトがいくつもあります。 またこれ以前の音楽、例えば、現在、アンブロジオ聖歌、モザラベ聖歌として残っている聖歌などは私の扱える範囲外です。

とは言うものの、「グレゴリオ聖歌とルネッサンス音楽の間」というのもだいぶ広すぎて、とてもそれら全てを扱いきれるものではありません。 もう少し具体的に、これまでにやってみたものと、これからやりたいと思うものを列挙してみましょう。

これまでにやってみたことは、大体以下のようです。

今後やりたいと思うものは以下のようです。

こう並べてみるとお気付きになるかもしれませんが、まうかめ堂の関心事はポリフォニー音楽に集中しております。上で言ったように単旋律聖歌を扱う予定はありませんが、単旋律のトルバドゥール、トルヴェール歌曲や「カルミナ・ブラーナ」、「聖母マリアのカンティガ」は単発的に MIDI を作るようなことはあるかもしれません。

これだけでも本当にまじめにやったら半世紀以上かかりそうですが、意欲の続くかぎり少しづつでもやっていきたいと思います。

非専門家の一個人が道楽で作ってるようなホームページですので、永久に不完全で未完成であることと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

以上 2007/5/27 記

注意

一応、ルールを決めておいた方が良いようなのでそうします。
当サイトにある文章、MIDI data, 楽譜(transcription)等の著作権、著作隣接権はまうかめ堂(n.nakamura)に帰属します。 これらのものを個人で利用される分にはもちろんどのように扱かっていただいても構いませんが、万が一、他の場所に転載を希望される場合には御連絡下さい。 それから、無いとは思いますが、商用での利用はやめてください。

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Last modified: 2007/05/27